廃車にするのはもったいない!買取りに出してお得に自動車を処分する方法などをご紹介

10年落ちの車など、古い車なので廃車にするしかないと思われる方も多くいるでしょう。
しかし、実は古い車でも車種や走行距離などによって買取してもらえるケースもあります。
人気のある車種であったり、海外で人気のある車は古い車であっても査定がつく場合があります。
そのためにまずは一括査定サイトなどで査定がつきそうな業者を探してみると良いでしょう。
この際、できるだけ多くの業者に見積もりを取ることがポイントです。
廃車にするのはもったいない!買取りに出してお得に自動車を処分する方法などをご紹介
日本の中古車市場においては、一般的に5年落ちや10年落ちの車は故障リスクが高くなるため、価値が下がる傾向があります。
そのため、買取に出しても値段はつかないからと廃車処分にしてしまう方も多くいるでしょう。
しかし、古い車であっても人気のある車種であれば、値段が付くことがあります。
また、日本では価値がなくても海外では人気のあるケースもあります。
海外に販路を持つ業者であれば高額査定が狙えるでしょう。
このように、廃車にする前にまずは買取を検討することをおすすめします。
なぜ廃車が買い取れる?廃車買取の秘密
廃車は登録を抹消していて、いわば乗れなくなった車です。
しかしこの車も買取ができ、業者によっては専門もショップもあります。
ではどうやって廃車で利益を得ているかというと、この秘密を説明します。
廃車になった車も価値はあります。
車は3万個以上のパーツでできていて、それをパーツごとに販売するのです。
パーツによっては手に入りにくいものもあり、通常の価格よりも高騰するケースもあり、車の知識に詳しい業者ならパーツに価値があるかどうかを調べて査定します。
他にも鉄の資源として扱うこともあり、鉄でできているので金属を引き取る業者に渡すといくらかの利益になります。
これはもうパーツ事態にも価値がない時に行う方法で、ただで捨てるよりもいくらかのお金に変えることができる措置です。
全世界に販売網を持っている業者では国外で販売するケースもあります。
海外では日本のような厳しい車検制度がない地域もあり手軽に販売ができるので、修理や整備をして販売します。
廃車における抹消登録と買取りの違い
廃車にするとはどういうことかというと、車籍の抹消登録を行うことです。
一時的と永久的な手続きの2種があり、このうち正式な廃車は永久抹消登録になります。
自動車を解体処理し、書類をそろえて陸運支局(普通車の場合)で手続きを行います。
自分で手続きをするのが一般的ですが、代行業者に依頼することもできます。
また、車種によって2万円~5万円程度の費用もかかります。
これに対して買い取りは、廃車買取業者に車を買い取ってもらうことです。
解体しなければいけない状態の悪い自動車でも買い取りが可能で、業者によっては後の面倒な手続きも代行してくれます。
お金をもらって処分できるので、もちろん余計な支出はありません。
では、どちらがいいのかということですが、登録を抹消する手続きを取る前に買取業者に査定してもらうほうがいいでしょう。
査定で金額がつけばお得ですし、無料引き取りしかできないと言われても自分で手続きをするよりは損がありません。
廃車にかかる費用とは?買取りするメリット
廃車とは、自動車登録を永久に抹消することです。
しかるべき場所での手続きが必要なので、例えば動かなくなった車をスクラップにしただけでは正式に廃車にしたとは言えません。
廃車にするには費用がかかり、大まかに軽自動車なら2万円~4万円程度、普通車なら2万5千円~4万5千円程度と言われています。
また、車の解体を業者に依頼し、必要書類をそろえて軽自動車の場合は軽自動車検査協、普通車の場合は運輸支局で各手続きを行う必要があります。
お金がかかれば手間もかかるということで、廃車の処分に買い取りを利用する人が増えています。
買い取りのメリットは、お金をもらって処分できる、面倒な手続きを業者にお任せできるという点です。
事故でつぶれた車や不動車であってもパーツや資源、または走行可能なら海外の中古車需要があるので買取りができます。
ただし業者によってサービスの内容は異なるので注意しましょう。
事前にどこまで対応してもらえるかを確認して利用することをおすすめします。
廃車を買取ってくれる業者はどこで探す?
廃車買取業者は、インターネット上で探すのが最も効率よい方法といえるでしょう。
インターネット上には多くの廃車買取業者が公式Webサイトを開設しているほか、口コミの情報もたくさん掲載されています。
公式サイト内には自社のセールスポイントが紹介されており、専用のフォームからは査定を依頼できるようにしているところもあります。
判断材料となる情報は検索すればたくさんでてくるので、できる限り多く集めて依頼先選びに活かしましょう。
また、できるだけ高い値段で廃車車両が買い取られることを望んでいる場合は、外部の一括査定サイトを利用すると効率よく依頼先を見つけられます。
ここでは、車種や年式、走行距離などといった指定の情報を入力して送信すると、複数の店舗から短い時間で話を聞くことができます。
良いと思う店舗が見つかれば、そのまま実車査定にすすんだり、売買契約に向けた手続きに入ることが可能です。
ただし、一括査定サイトを利用して得られる情報は、サイトの運営者と提携を結んでいる店舗・会社に関するものに限られます。
もっとたくさんの店舗の評価を見たい場合は、複数の一括査定サイトを利用する必要があります。
廃車買取業者が高価買取できる理由
廃棄するはずの廃車が買い取ってもらえるなんて怪しくない?と思う方も少なくはありません。しかし、実際に廃車を買い取ることは可能です。
その理由は、部品が再利用できる、金属が再利用できる、海外で販売できるという主に3つがあげられます。
事故でボコボコにつぶれた車や水没などで自走できなくなった車でも、パーツが無傷で残っていればリサイクルに回すことができますし、鉄資源としては車がつぶれていても含有量が減るわけではないので問題はありません。
また、まだ自走できる車でも低年式や過走行は一定が経過すると日本では値段がつかなくなりますが、需要がある海外では中古車として販売することもできるのです。
ただし全ての廃車買取業者がどのような状態の車でも値段をつけてくれるわけではありません。
業者が持っている販路によっては、自走できるなど条件を限定しているので注意が必要です。場合によっては無料引き取りも可能ですが、高価買取を期待するなら複数社を比較するのがいいでしょう。
廃車買取りの相場は?業者によって査定額が変わる
廃車を買い取ってもらうとき、気になるのはどのくらいの値段で買い取ってもらえるかです。
軽自動車の場合は1万円~3万円が相場だとされていますが、ただし、車種や状態によって金額は変わるので一概にいくらと言えるものではありません。
例えば、スクラップにして鉄資源とするのであれば、その時の鉄くず相場によって変動します。また、再利用できるパーツがあれば資源の価値にプラスされますし、自走できるなら海外の中古車販売の需要で算出されることもあります。
さらに廃車買取業者が持っている販路でも違いが生じるでしょう。海外中古車販売の販路を持っていなければ、自走できる車でもパーツや資源としての価値のみになります。
買取業者により価値が変わるので、高額買い取りをしてもらうためには複数の業者の査定額を比較する必要があります。中には0円以上の買い取り保証をしている業者もあるので、あまりに価格がつかない場合はそうした業者を利用するのもおおすすめです。
複数の買取業者で廃車を査定してもらうのがおすすめ!
自動車を手放す時は、下取りや買取を利用することが多くなっています。比較的新しい車や状態の良い車は中古でも良い価格が付く傾向もありますが、かなり古いものや過走行となると値段がつかない可能性もあります。
それゆえに、廃車にするしかないと考えている人もいるのではないでしょうか。国内では価格がつかないものでも、海外ではまだまだ活躍できることも多いといわれています。
それに、廃車になるような状態の良くない車でも、部品を再利用できる可能性もあります。
中古車買取専門業者の中には、廃車になるような車や事故車にも対応しているところがあります。
一社だけで査定をしてもらうよりも、複数社で査定をしてもらい比較することをおすすめします。
多くの業者は無料で対応してくれますので、じっくりと高く買ってくれる業者を見つけていきましょう。
複数社に見積もりを依頼するのは面倒だと感じる場合は、ネットの一括見積もりサイトなどを活用することもおすすめです。
まとめて査定額を確認?廃車の一括査定サイトの活用
廃車の買取金額は業者によって変わります。そのため、複数の業者で査定額を出して比較することで、より高く買い取ってもらうことができるでしょう。
査定は各社に問い合わせをすれば概算で教えてもらうことが可能ですが、複数社に依頼するとなると手間がかかっていけません。そこで活用したいのが一括査定サイトです。
一括査定サイトとは、車の情報や個人情報などを専用フォームに入力して送信すれば、サイトと提携している業者からメールや電話で査定額を確認できるサイトのことです。
そのたびに動車の概要を伝える面倒がなく、利用可能な業者を自動で見つけることも可能です。もちろん複数の一括サイトを活用しても問題ありません。
ただし、簡単な情報のみで出してもらった金額は概算になるため、その価格で廃車を買い取りしてもらえるという保証があるわけではありません。
実際の買取金額は目視査定によって出されるため、理解した上で利用するようにしましょう。
廃車の事前査定額と目視査定額に注意
廃車を高く売ろうと思ったら、インターネットの事前査定でおおよその買い取り金額を把握しておく必要があります。
複数の業者に事前査定を依頼することで、一番高く買い取ってくれる業者を選ぶことができるのが特徴です。
ただし、事前査定額は実際の買い取り金額とは異なる可能性があるので注意しなくてはなりません。
実際の買い取り金額は目視査定にて決定します。目視査定とは、査定員が自動車を目で確認したうえで出す金額のことです。
例えば、廃車とはいえ、まだ乗れる状態の良い自動車なら海外で中古車として需要があるので、傷や汚れやニオイなども査定に響きますし、もちろん走行性能の確認も行われます。これによって自動車の概要を大まかに伝えるネットの事前査定額より買取額が下がってしまう可能性もあるでしょう。
高く売るのなら、目視査定も可能な限り複数の業者に依頼しなくてはなりません。手間はかかりますが、損をしたくないなら事前査定額と目視査定額の違いを知っておきましょう。